首吊り線とは
首吊り線の基本形
『首吊り線』(くびつりせん)は、実体がひじょうに短く、長い下ヒゲのある、高値圏で出現するローソク足単体のことを一般にいいます。この『首吊り線』という名前は、ローソク足の形状が「人が首を吊ったように見える」ことから付けられたともいわれています。この不吉な名前の通り、このローソク足が出現することは、その後の下落相場の始まりの可能性を暗示しており、一般的に売りのシグナルであることが知られています。なお、この『首吊り線』となっているローソク足において、それが陽線か陰線かに差は全くなく、どちらも同じ下落相場の可能性を表しています。以下の図は、『首吊り線』となるローソク足の組み合わせを示したイメージ図です(※実際の相場に則したものではありません)。
名称 | 説明 | |
首吊り線 | 実体がひじょうに短く、長い下ヒゲのある、高値圏で出現するローソク足のこと。 |
首吊り線と対照的なローソク足
この『首吊り線』と対照となるローソク足には、『たくり線』があります。『たくり線』の詳細については、以下のページをご覧ください。
たくり線とは
たくり線の基本形
『たくり線(たくりせん)』、ある下落相場において、前営業日よりも安く寄り付き、長い下ヒゲをつけたローソク足のことをいいます。...