ドローンとは
ドローンとその起源
ドローンとは、もともとは軍事用に開発された自律飛行する飛行型ロボットのうち、小型無人航空機 (UAV) のことをいいます。このドローンと一般的なラジコンとの大きな違いは、そのロボットが自分自身で周囲の状況を判断して自律的に飛行することができるかどうかという点にあります。そのため、姿形がドローンのような飛行物体であっても、コントローラーで空撮できるだけのラジコンであり、ドローンではないという可能性もあります。
ドローン:
無人飛行機のこと。一般に地上からの遠隔操縦によって飛行するが、機上のコンピューターの判断で自律飛行が可能なものもある。攻撃や偵察などの軍事目的で開発・利用が始まり、農薬散布や航空撮影などの商用利用へと用途が拡大した。それに伴い、大型機から小型機まで大きさや重量、形状は多様化している。近年では配送や通信、警備といった分野への導入も検討されており、米国の大手IT企業が相次いで実用化に向けた計画を明らかにしている。2014年にはソニーが実用化に向けた開発に乗り出したと報じられ、日本でも注目を集めた。(引用元:コトバンク)
あらゆる場面で活躍するドローン
近年のドローンは、従来の軍事での利用にとどまらずに、多くの場面・機会で利用されています。米アマゾンは、ドローンを利用した配達サービスの試験運用をすでに開始しています。また、このような配達用のドローンだけではなく、監視カメラや警告アラームなどを搭載したセキュリティー用のドローン、上空からダイナミックな画像・映像を供給する空撮用のドローン、災害時監視システムを搭載した防災ドローンなど、さまざまな場面・機会で利用されています。以下は、ドローンが利用されている、もしくは利用が検討されている分野を一覧としてまとめたものです。
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ドローンの市場規模
ドローンの市場規模は、2015年では100億円ほどの規模とも言われています。しかし、2016年には約200億円、2020年には1,000億円を超える大規模な市場となることが予想されており、一つのビジネスとして大きな注目を集めています。
2015年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は104億円と推測され、2016年度には前年比191%の199億円に拡大、2020年度には2015年度の約11倍となる1138億円に達すると見込まれるという。(引用元:ドローン市場は104億円、2020年に1138億円に拡大 –インプレス総研)
ドローン関連銘柄一覧
ドローン関連銘柄は、以下の一覧表の通りです。大企業や新興企業まで、多くの企業がドローンビジネスに積極的に参入しており、今後の市場規模の拡大に大きな期待がもてます。
証券コード | 銘柄 | 市場 |
6758 | ソニー | 東証1部 |
6701 | 日本電気 (NEC) | 東証1部 |
3669 | モバイルクリエイト | 東証1部 |
3681 | ブイキューブ | 東証1部 |
3694 | オプティム | 東証1部 |
8226 | 理経 | 東証2部 |
証券コード | 銘柄 | 市場 |
2303 | ドーン | 東証JQS |
6888 | アクモス | 東証JQS |
6314 | 石井工作研究所 | 東証JQS |
3444 | 菊池製作所 | 東証JQS |
4316 | ビーマップ | 東証JQG |
2667 | イメージワン | 東証JQS |
3652 | ディジタルメディアプロフェッショナル (DMP) | 東証マザーズ |
5742 | エヌアイシ・オートテック (NIC) | 東証JQS |
3914 | ジグソー | 東証マザーズ |
ドローン関連記事一覧
これまで投稿された記事のうち、ドローンやドローン関連銘柄について取り上げたものを貼付しています。特に、ドローン関連銘柄は、2016年のテンバガー候補銘柄として取り上げられ、大きな話題を呼びました。