本試験、いよいよ今週末に迫る
さて、いよいよ今週末は、中小企業診断士第2次試験筆記試験の試験日ですね。今週末というよりは、もはやあと3日しかないですね。。前回の第1次試験から約2か月半という短いようで長い、長いようで短い期間が経ってからの再びの診断士試験となります。
皆さん、心の準備はもうすでにできていますか?当日の試験のことを頭の中でシミュレーションしていたり、ひたすら過去問を解きまくっていたりする受験生も少なくはないのかなと思います。本記事では、「試験当日の持ち物」であったり、「試験後に行うべきこと」であったりをざっとまとめていますので、気分転換がてらにぜひご確認ください。また、これまでの過去記事と同様に、著者の試験対策の進捗状況もシェアしていますので、必要に応じて参考にしてもらえればと思います。
試験当日の持ち物
試験当日は、もちろん忘れ物のないように注意しましょう。そこで、本ブログにおいても、試験当日の持ち物をリストアップしていますので、受験票に書かれている持ち物リストや使っている参考書に書かれている持ち物リストなどと併せてご確認ください。
試験問題を解く時にはもちろん、試験を受ける前にもダブルチェックは重要なことです。また、試験当日に焦ることのないように、前日にはカバンのなかに持ち物を入れておきましょう。いや、今すぐにでも、持っていくものをまとめておきましょう。
【試験当日の持ち物一覧表】
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試験後に行うべきこと
再現答案を作成すること
再現答案の作成とは
試験当日、本試験が終わっても安心するのはまだ早いです。なぜならば、本試験の記憶がはっきりしているうちに、自分の再現答案を作成しておくほうが良いからです。本試験は、再現答案まで完成させてから終えるようにしましょう。
再現答案とは、自分が提出した答案に書いたことを自分用に書き起こしておくことです。これは、中小企業診断士試験では提出した答案が戻って来ないためです (当たり前ではありますが)。
再現答案作成のメリット
自分の再現答案を作成することには、以下のようなメリットがあります。
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以下の記事にも取り上げたように、口述試験では、筆記試験で利用された4つの事例の内容に関することについて、口頭で問われます。そのため、自分が筆記試験で導き出した回答をしっかりと把握しておく必要があります。
一方で、万が一結果が良くなかった場合においても、翌年以降の受験対策にもつながり、再現答案が必ずや力となるときが来るでしょう。特に、得点開示サービスを利用すれば、合格できる答案のレベル感がわかると思います。この得点開示サービスにより、自分の提出した答案の得点を知ることができるので、自分の答案をそもそも知らなければ、その効果も半減というわけです。
このように、本試験の合否に関わらず、再現答案が役に立つことがわかります。本試験後には、記憶の新しいうちに、自分の再現答案を作成しておきましょう。
口述試験を意識すること
中小企業診断士試験の第2次試験は、筆記試験と口述試験から構成されています。筆記試験を終えた段階で、口述試験の概要について確認をしておきましょう。
口述試験の概要については、以下の記事にまとめていますので、ぜひご確認ください。
著者の試験対策の進捗状況
本試験が目前に迫った10月に入ってからは、以下の参考書・問題集を主に利用して、試験対策を進めてきました。なお、これらの参考書・問題集は、これまで試験対策用に以前から使ってきたものです。
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本試験前の最後の記事であるため、それぞれの参考書・問題集について、10月でどのくらいやってきたのかに併せて、これまで累計でどのくらいやってきたのかも記載しています。参考にできる点は、どんどん参考にしてもらえればと思います。
事例I・II・IIIの試験対策
中小企業診断士 第2次試験過去問題集 2016年度
先月の予定通り、仕事のある平日の朝には、『中小企業診断士 第2次試験過去問題集 2016年度』(TAC出版)を利用して過去問最近2年分の事例I・II・IIIを一日一事例のペースでこなしていました。仕事が始まる前の2時間ほど、過去問の問題解き直しと解説読み直しで勉強していました。特に、平成27年度の最新の過去問では、『2016年版 ふぞろいな合格答案 エピソード 9』 (同友館) を再び活用して多面的な回答をおさらいしました。ちなみに、仕事後は、基本的には試験勉強はしていませんでした。
なお、『中小企業診断士 第2次試験過去問題集 2016年度』(TAC出版) の過去問はこれまで、最近2年分は3周、それ以降の3年分は2周解いたことになります。ちなみに、『2016年版 ふぞろいな合格答案 エピソード 9』 (同友館) は、第3章の『合格者による、ふぞろいな再現答案』は1周、その他の章は2周読んできたことになります。
事例IVの試験対策
集中特訓 診断士2次試験 第2版
先月の予定通り、仕事のない土日祝日には、先月主として利用していた問題集である『集中特訓診断士第2次試験 第2版』 (TAC出版) でやっていなかった事例IVの問題に取り組んでいました。一日1〜2事例のペースでこなしていました。時間の都合上、それぞれの事例を一度だけ解きました。
なお、この『集中特訓診断士第2次試験 第2版』 (TAC出版) は、これまでの第2次試験対策として、事例I・II・IIIは2周、事例IVは1周解いてきたことになります。
事例IVの全知識&全ノウハウ
試験直前期には、実力の伸びづらい (むしろ、伸びているかどうかがわからない) 事例I・II・IIIに取り組むのではなく、試験直前でも比較的努力が実りやすい事例IVの試験対策にシフトしました。先々月に利用していた『事例IVの全知識&全ノウハウ』(同友館) を再び活用して、経営分析以外のテーマで、事例IVの復習をしていました。
なお、経営分析以外のテーマにおいては、この『事例IVの全知識&全ノウハウ』(同友館) だけで、3周してきたことになります。経営分析のテーマは、2周してきました。
今後の更新について
本試験の感想
第1次試験に引き続き、今回の第2次試験においても、受験前・受験中・受験後の感想を試験後に共有しようと思います。※中小企業診断士第2次試験受験の感想を以下の記事に掲載しました。
再現答案の公開
著者自身も、もちろん試験後には再現答案を作成する予定です。そのため、その再現答案が完成し次第、本ブログに掲載したいと思います。なお、得点開示を利用する予定です。
本記事は、本試験前最後の更新となります。体調だけは十分に気を付けて、万全の体勢で試験に挑みましょう!これまでやってきたことをぶつけてあげれば、合格は自ずとついてきます。悔いの残らないように、全力で戦い抜きましょう!次のステップである第2次試験口述試験のレポートができるように、自分も精一杯頑張ります。