本試験まであと3週間。。
皆さん、中小企業診断士第2次試験筆記試験の試験対策は順調に進んでいますか?いよいよ本試験まで節目となる1カ月を切って、残すところあと3週間となってしまいましたね。。受験を控えている人は、そろそろそわそわしてくる頃でしょうかね?正直なところ、前回にも増して個人的にはかなり焦りが出てきましたよ。。その理由は、以下の2つにあります。
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本記事の構成としては、いつものように前回の記事更新の日からやってきた、著者の試験対策の進捗状況を主としてシェアしていきます。その後で、そのデキの悪かったTAC2次公開模試の試験結果の開示と感想を述べたいと思います。
著者の試験対策の進捗状況
著者の試験対策の進捗状況をシェアします。前回の記事更新からこれまでにやってきたこと、すなわちこの9月前後の約1カ月間にやってきたことを利用してきた参考書・問題集ベースでまとめています。主にやってきたことは、以下の2つのことです。
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集中特訓診断士第2次試験 第2版
本書の魅力
仕事のない休日・祝日には、TAC出版の『集中特訓診断士第2次試験 第2版』を基本的に利用していました。 皆さんは、この問題集の存在を知っていますか?この『集中特訓診断士第2次試験 第2版』は、今年自分が会場受験した2次公開模試と多年度受験生用に用意された姉妹的?位置付けの模試である2次実力チェック模試の2種類のTAC模試 (by 中小企業診断士講座) が、2年分計4回分が収録されたものです。おそらく隔年で最新版が出版されていると思います。
【TAC中小企業診断士講座 公開模試一覧】
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この『集中特訓診断士第2次試験 第2版』を利用することにした理由は、とりあえず一通りは解き終わった過去問とは異なる視点で作られた問題をあえて利用することで、事例に対する視野をそもそも広げたかったからです。これにより、本試験の試験傾向が微妙に変わっても対応できるようになると思います。また、今年TAC2次公開模試を受けていたので、なるべく他の問題集よりも同じ作り問題集のほうが良いと思ったからです。
本書の使い方
この問題集の進め方としては、事例I・事例II・事例IIIのみを基本的には2題ずつ解いてきました。そのため、全12の事例を2回ずつなので、計24事例を解いたことになります。ちなみに、事例を解く順番は、1周目は年度ごとに「事例I → 事例II → 事例III」の4サイクルです。2周目は全4回の模試を2分割して、前半後半それぞれ「事例I → 事例II → 事例III」の2サイクルです。これは、ある程度事例ごとにまとめてやりたかったためです。
事例IVの全知識&全ノウハウ
本書の魅力
仕事のある平日には、業務時間外の短い時間でも個別に問題を解くことのできる事例IVをやっていました。この『事例IVの全知識&全ノウハウ』は、問題がテーマ別にまとまっているため、それが可能なように設計されているのです。出題範囲が比較的明確な事例IVについては、テーマ別に、かつ重点的に練習したいということもありましたので、この『事例IVの全知識&全ノウハウ』は、自分のニーズに完全にマッチしていましたね。
本書の使い方
この問題集に載っている問題を一通り2回ずつ解きました。事例の数でいうと、本試験が4題で構成されていると仮定すると、この問題集に載っているのは29問題なので、約7事例でしょうか?そのため、7事例を2回ずつなので、14事例を解いたことになります。問題を解く順番は、定番の問題である『経営分析』に始まり、近年出題される傾向の強い『損益分岐点分析 (CVP) 』や『意思決定会計』を最初に解きました。その後、個人的に今年出題されるのではないかなと勝手に予想している『キャッシュフロー計算書』も重要項目として優先させて取り組みました。
TAC2次公開模試について
2次公開模試受験の理由
2016年9月上旬に行われたTAC2次公開模試を会場受験しました。前回のTAC1次公開模試は、受験勉強の時間を確保するために受験しなかったのですが、今回のTAC2次公開模試は、必ず受験したいと思っていました。その理由は、以下のように大きく3つあります。
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ただ単に、本試験が不安過ぎて受けておきたかったという心理的な側面ももちろんありますけどね。。そう、個人的には一発合格を目指していることもあり、いてもたってもいられなくて。。
2次公開模試受験の結果
2次公開模試の肝心の試験結果は、以下の通りです。はい、見てわかる通り完全に撃沈してしまいました。あまりにもひどすぎる笑。
試験科目 | 得点 | 平均点 | 最高点 | 順位 | 受験者数 |
事例 I | 26 | 44.01 | 82 | 2151 | 2347 |
事例 II | 34 | 41.42 | 83 | 1712 | 2344 |
事例 III | 31 | 39.34 | 79 | 1767 | 2340 |
事例 IV | 41 | 42.80 | 98 | 1130 | 2317 |
合計 | 132 | 166.5 | 283 | 1918 | 2352 |
「待って!26点て何?」笑。これまでの人生で見たことのない点数に絶句ですよ笑。たしかに模試は全然できなかったので、正直なところうなづけられない点数ではないのですが、この結果をもらって「本試験に合格できるのかな?」と不安になりますよね。自分の模試の平均点が33点なので、単純計算をすると各科目の得点をあと30点上げなければ受かりません笑。いや、もはや「無理なのではないかな?」とも思ってしまいます。。
ただ、一つ気づいた点があります。本試験では合格基準となる合計得点240点 (平均得点60点) が試験データを見ると、上位1.9%となっていることです。本試験では合格率が20%前後になるので、上位20%は受かるはずです。となると、今回のTAC2次公開模試においては、合計得点200点以上 (平均得点50点) をとることができれば問題ないことになりますね。
まあ、いずれにしても今の自分には厳しいということもありますが、あとこの先3週間何をして過ごすのかを考えなければなりませんね。。
2次公開模試受験の感想
上記の通り試験結果は完全に残念な結果に終わりましたが、このTAC2次公開模試を受けたことそれ自体は、やはり有意義ではありましたね。そもそも緊張感のある環境の中で80分間解答を作成するだけでも十分に価値のあることであると思いますし、この受け取った試験結果も本番でなくて良かったと思えばプラスなことですしね。ちょっとポジティブシンキング過ぎるところもありますが、精神衛生上そのように解釈することにします笑。
また、試験会場の雰囲気がわかったことも大きなポイントです。試験が始まった途端、「ビリビリビリ!」という紙を破る音や、「サッサッサッ!」という定規を使って鉛筆で線を引く音などを経験することができました。『2016年版 ふぞろいな合格答案 エピソード 9』 (同友館) を読んで、そのように試験体制を整える受験生の存在を自分は知っていたため、ビックリはしませんでしたが、ストレート生の一部は「何事か!?」と思うこともあるかもしれませんね。そのように、試験会場の雰囲気を知るという点ではオススメです。
本試験に向けた試験対策
9月は、平日に事例IVを、土日祝に事例 I – III をやってきたので、10月は、平日に事例 I – III を、土日祝に事例IVをやっていきたいと思います。具体的には、後述する『ファイナルペーパーの完成』、『第1次試験知識の補充』を主として実施していきたいと思います。
これまでただただ問題を解くことを重視してきましたが、これからは問題を読む上での考え方のプロセスや解答を作る上での書き方のポイントなどの確認作業に時間を使いたいと思います。過去問については、最新のものから2年分のものだけを利用しようと思います。自分の場合は、がむしゃらに問題を解いてもちょっと意味を見出せない状況かもなので。。
ファイナルペーパーを完成させること
著者の本試験の試験対策、というよりもノウハウを以下のページにまとめています。もし興味のある人がいたら、ぜひ確認してみてください。
事例全てに対して、この試験対策ページを完成させることこそが、本試験の試験合格という結果に近づくような気が個人的にはしています。いわゆるファイナルペーパーというものでしょうか?
第1次試験テキストを読み直すこと
第1次試験の知識を利用して解くケースもあるので、以下の科目のテキストを一通りもう一度読むことにします。個人的な性格を考慮すると、少なくとも読み直さなかった不安が残るよりも、読んでしまったほうが良いという判断です。
このテキストの読み直しの目的は、第1次試験から抜けてしまっている知識や事例問題を解いてきた今だからこそ頭に入りやすい知識を補充することです。
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まとめ
本試験まで残すところあと3週間となりましたが、受験を控えている人は、悔いの残らないように最後まで頑張りましょう。悔いが残ることだけは、やはり悲しいことですからね。。これからがラストスパートのときです。特に試験直前は体調には気をつけて、1日1日を計画的に乗り切りましょう。
本試験の試験直前のタイミングで、またこのブログを更新しますね。いつものように、この記事の末尾に最新記事のリンクを貼っておくことにします。