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中小企業診断士試験対策 | 第2次試験の事例問題における問題精読上、解答作成上の注意点まとめ


中小企業診断士

本記事について

中小企業診断士試験の第2次試験筆記試験対策として、著者が事例問題を解くうえでの自分用の注意点を一覧としてまとめてみました。

これらは、あくまでも個人的な見解であり、第2次試験筆記試験に著者自身も合格しているわけではないので、これらの問題の解釈には誤りがある可能性もあります。というよりも、問題の内容に関して、中小企業診断協会から公式なアナウンスはもちろんありませんので、推測するしかないというのも正直ありますが。。なお、この記事の内容は、著者自身が第2次試験筆記試験に合格するまで、自分の考えに応じて更新しますので、あらかじめその点はご了承ください。

事例問題対策について

第1次試験の復習

まず第一に、第1次試験でもお世話になった『スピードテキスト』の基本事項の確認は必須であると考えています。前回の第1次試験にも増して、知識の定着・増強が必要ではないでしょうか。

なぜならば、第2次試験筆記試験の過去問を解いていくと誰もが感じることと思いますが、事例問題文中に自然にさらっと用語が登場してきます。また、年度によっては、その用語の意味を知らなければ解けないような問題もたまに出題されていますね。さらに、事例IVでは、用語だけではなく、財務指標やフリーキャッシュフローなどを求めるための基本的な計算公式もしっかりと覚えておく必要があります。

特に、『企業経営理論』、『運営管理 (オペレーション・マネジメント)』、『財務・会計』の3科目の用語の意味や使い方などは、少なくとも確認しておくべきかなと思います。また、地域に関連する事例問題の試験対策として、『中小企業経営・中小企業政策』の政策について確認しておくと、解答作成時に引き出しが増えるかなと思いました。たとえば、地域資源活用、農工商提携とかですかね。

自己分析の実施

第2次試験を合格するために、自分に何が足りていないのかをざっとまとめてみました。学生時代から国語の問題が大の苦手な著者にとって、基本的には全てのコトが課題ではあるのですが、試験合格のためには、やはり一つずつ克服するしかありませんね。以下の一覧表は、著者の課題点を洗い出したものになります。

解答の根拠を特定する力と文章としてまとめる力は全くの別物であるため、それぞれ別の機会として練習することが有効かなと思いました。また、暗記項目については継続して頑張るしかないですね。

  • 事例の問題文から、解答の根拠となり得る箇所を特定する力の欠如
  • 文字数制限を考慮して、一つの文章としてまとめる力の欠如
  • 暗記しきれていない用語・公式があること

著者の試験対策まとめ

著者は、試験問題として、『事例 I / II / III』と『事例 IV』には大きな乖離があると考えています。そのため、『事例 I / II / III』と『事例IV』に分けて、試験対策をまとめてみました。なお、これらは、主に試験問題に取り掛かるときの試験対策です。

事例 I / II / III

問題文を読む上での注意点

  • 外部環境の変化を意識する
  • 問題文の時制を意識する
  • 利点、問題点を分けて印を付けておく
  • 解答に使えそうなポイント、解答の根拠になりそうなポイントに線を引いておく

解答作成上の注意点

  • 問題要求・条件に忠実になる
  • 出題者の出題意図を考える
  • 可能性のある要素を複数盛り込む
  • できる限り問題文から該当箇所を抽出してまとめる
  • ほかの問題との流れを意識する
  • ほかの問題と競合しないように解答根拠を当てはめる
  • 常に対比関係を意識・整理する
  • 常にある事実の裏返しを考える
  • できるだけ解答パターンを準備すること
  • 解答の根拠を2つは盛り込みたい

事例IV

試験対策上の注意点

  • 問題が関連していることがあるため、第1問に時間をかける

著者オススメの参考書

中小企業診断士試験の第2次試験筆記試験において、個人的にオススメしたい参考書は、『第2次試験過去問題集』(TAC出版)です。解答作成時には、問題文中から根拠の選択がされるのですが、解答にならない根拠も検討されているため、自分の解答と照らし合わせたときには、自分の解答が間違っている理由もわかります。

また、この『第2次試験過去問題集』では、第2次試験口述試験の出題例も、付録として収録されていますので、この筆記試験だけでなく、その後を見据えた試験勉強も可能です。

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