TOEICテスト、ついに新形式に!
2016年5月29日は、新形式になったTOEICテストの日です。何でもTOEICテストの形式が変わったのは約10年ぶりの出来事らしいですね。そう、この日は10年に1回という歴史的な日だったわけです。自分はもちろん受けてきましたよ。出題形式が変わることに対してちゃんとデキるのかという不安があったり、そもそも久々のTOEICテストで心配だったりと、少し緊張しましたけど笑。ちなみに、今回の新形式は全く対策せずに挑みました。その理由は、やはり自分の本当の英語力を知れる良い機会だと思ったからです。一度解いてしまうと、出題傾向を知ってしまいますからね、当たり前ですが、ただの英語のテストになってしまうわけです。
まずテストが始まる前に変わったなと感じたことは、出題形式が変わったことで、試験案内のデザインが少し変わっていましたね。もちろん解答用紙の解答欄も新形式に合わせて変わっていました。「PART1小さっ!」「PART3デカっ!」みたいな。また、リスニングの音チェックの内容も変更され、手元に写真がないのに、”They are moving …”といきなり始まります。そこも変わるのかと。また、もちろん問題用紙が配られるのですが、これもデザインが変わっていましたね。というか、表紙の写真が変わっていました。新形式については、以下に変更点をまとめているので、「新形式について全然知らない!」という人は、ざっと見てみてください。
新形式に対する個人的な感想
リスニングセクション
PART1とPART2の出題数が大幅に減りましたね。前者は10問から6問となり40%の削減、後者は30問から25問と16%ほど削減されました。PART1とPART2は出題数が多すぎて、かつルーティーンワークだから疲れますよね。「まだ終わらないのか!」と。そして出題数削減によりそんな気持ちから解放されるのかと思いきや、自分の頭に「PART1=6問」と「PART2=30問」が染みついてしまって、「まだか!まだか!まだ終わらないのか!」と思ってしまい、あんまり変わらなかったです笑。PART1とPART2は、相変わらず精神力が問われますね笑。
PART3とPART4は、新形式により問題のバラエティーが増えたことで、飽きずに着手できたかなといったかんじ。やはりこれまでのTOEICテストは同じような問題ばかりだったから飽きちゃうんですよね途中で。そういう意味では、問題数は増えて聞く量も増えたけど、比較的集中できるようになったかなと思います。ただ、図や表がついている問題はそこに目がいってしまって、なかなか集中して聞けないところがありました。また、同じようにある言葉を言った理由の推測問題が出るのですが、そこを意識しすぎて、ほかのセリフを聞くのがおろそかになってしまいました。しっかり練習しなきゃですね。ちなみに、PART3の3人の会話は話している人を聞き分けるのが大変笑 もちろん視覚的にもわからないので、ラジオ聞いてるつもりで行くしかないですね。
リーディングセクション
PART5の出題数も変わりました。40問から30問と大幅に削減されましたね。しかも個人的には基本的な文法・語彙の問題がほとんどな気もしましたが、今回はたまたまなのかな?次回また受けてみないとわからないですね。PART6は、今回ほぼ全文読みましたよ。なぜならば、文章を選ぶ問題があるので、「全文読んじゃえ!」的な。これも基本的な問題が多い気がしました。今回解くのに時間のかかる問題が多くなったから、基本的なものを多く取り入れているのかな?一番問題なPART7はそもそも題材となる文書の数そのものがさりげなく増えてますからね←。
そんなPART7は、トリプルパッセージが導入されました。基本的には、ダブルパッセージとあまり変わらない印象でしたね。文書の中身も文字量が多くなることもなく、ダブルパッセージの文書と同じくらいの文字量でした。シングルパッセージは、1文書に対する問題数が最大4問までになったので、負担が減りました。今回新たに追加された一文をどこに挿入するかという問題は、そこに意識がまわり、ほかの問題が集中できなくなりましたよ笑。この出題形式は、なんか大学受験や高校受験を思い出しますわ笑 これもまた練習してからチャレンジしようかなと思います。
まとめ
総じて、今回の新形式は良かったのではないかと思います。TOEICテスト製作機関は、新形式にした理由については「より実践的にした」といっているみたいですが、まさにそんなイメージでした。たとえば、リスニングのPART3やPART4の図や表がついている問題は、実際にモノを見て話しを聞くシチュエーションもあると思いますからね。また、問題のバラエティーが増えてくれたことは個人的には嬉しいです。飽きずに解けることは、本当に助かります。
まだ受けていない人は、最初はノー勉でも良いと思いますので、ぜひ受けてみることをおすすめします。ちなみに、新形式に対応した公式問題集もすでに発売されています。以下にアマゾンのリンクを貼っていますので、その内容の詳細は、アマゾンから確認してもらえればと思います。