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やる気スイッチを探そう!
全国高校偏差値ランキング30位以内の高校卒業・最難関私立大学卒業の著者が送る、テスト勉強のやる気を出す方法を伝授します。参考になるポイントが一つでもあれば、お友達にも共有してあげましょう。自分は最難関私立大学卒業とはいいましたが、「勉強が得意!」というわけでもなければ、「勉強が好き!」というわけでもありません。そのため、これから書くことは、テスト勉強のやる気が出ない人には何かしら参考にできるものがあるのではと感じています。
テスト勉強のやる気が出ない大きな原因は、身体のどこかでやらされている感を感じているからであると思います。自分のテストを受けたいと思うタイミングでないのにも関わらず、そのテストを受けなければならないというのは辛いですよね。そもそもテストそのものを受けたくないという人も多いと思います。極論ではありますが、このことは、お腹空いてないときに「ご飯余ったから食べてくれ!」といわれているようなものなのです。
テスト勉強のやる気を出す方法とは
この記事『やる気スイッチを探せ!テスト勉強のやる気を出す方法』では、そんな状況においてもテスト勉強のやる気を出す方法を記載しています。著者が自分自身で治験済なので、その効果はあると思いますよ。テスト期間全体に関するものから、日々の姿勢に関するものまで、さまざまな粒度のものを、その粒度の大きい順に紹介していきます。
明確な目標を決めること
テスト勉強において、明確な目標となるものがなければ、誰であっても出るやる気も出ることはありません。この目標設定は、やる気を出すには最も基本的な方法であり、必ずやっておくべき方法です。テスト勉強においては、目標点を決めたり、目標の伸び率を決めたりしましょう。たとえば、前者であれば100点満点中80点を採るなどです。また、後者であれば前回のテストの得点から10点伸ばすなどです。
全体の学習スケジュールを立てること
設定した目標に到達するためには、いつまでに何をできるようにするかという全体の学習スケジュールを立てる必要があります。なぜならば、その目標に到達するには、やるべきことが多いことが多いからです。上記のような目標点といった漠然とした目標に対して、それを達成するための具体的なアプローチに落とし込むことがこれに当たります。全体の学習スケジュールとして落とし込むことで、一つの大きな目標を、小さい目標に細分化することができます。
一日の学習スケジュールを立てること
上記で書き上げたような全体の学習スケジュールは基本的に大雑把なものなので、一日という単位で消化すべきタスクを決めます。そのため、日常においてもっとも意識するものは、全体のスケジュールというよりは、むしろこの一日の学習スケジュールです。このとき、勉強の計画のなかに、しっかりと休憩を入れることがポイント。自分にとって無理難題なスケジュールを設定することは、かえってやる気を失うことになります。
時間が来たら、とりあえず机に向かって一問だけ解くと決めること
やる気が出ないときは、机に向かうまで本当に荷が重いですよね。しかし、その荷が重いのは案外机に向かうまでであり、一度問題を解いてしまうと集中できる人も少なくはないのではないかと思います。机に向かうまでに荷が重いことはわかりますが、一度その重い腰を上げて、イヤイヤでも良いので机に向かってみましょう。ここでは、簡単で基本的な問題や前日に解いた問題の復習から着手することが大きなポイント。いきなり頭を使うような難しい問題にチャレンジすると、さっきまでやる気がなかったわけですから、途中で別のことを考えてしまう可能性があります。そのため、勉強に集中することができずに、やる気を失うおそれがあります。
まとめ
テスト勉強のやる気を出すことは、言ってみれば、ちょっとした精神論みたいなもので、個々の性格や置かれている状況に合わせて、どのようにすれば高いモチベーションを維持することができるかを考える必要があります。この記事に記載したことは、テスト勉強のやる気を引き出すための最も基本的な方法に過ぎません。
これらのことを踏まえたうえで、自分でいろいろな方法を考えて試行錯誤してみると良いと思います。成長というものは、言ってみれば試行錯誤の連続なのです。最初は誰でもわからないことだらけです。大切なのは、そのわからないことをどのように打開するかを考えること。今日はゆっくり休んで、少しずつでもいいので、明日からその自分だけのやる気スイッチを探してみましょう。