ブランジスタ、ストップ高から一転ストップ安に。

【ブランジスタ日足(2015/05/16 – 2016/05/16)】

ストップ高から一転、ストップ安に。

2016年5月16日、東証マザーズ市場で大きく買われてきた銘柄として知られており、さらに最近ではテンバガーを達成した『ブランジスタ[6176]』の株価は、前日比-3,000円(-23.35%)となる9,850円で大引けを迎えることとなりました。『ブランジスタ[6176]』の株価は、前場ではストップ高の前日比＋3,000円の株価15,850円でしたが、同じ東証マザーズ市場の『ジグソー[3914]』の株価大暴落を背景に、後場にかけて大きな売り注文が相次ぎ、ストップ高15,850円から一転、ストップ安9,850円となりました。結果として、制限値幅＋3,000円と-3,000円を上下フルに使う形となり、合計で-6,000円となる大暴落に。。ストップ高付近で『ブランジスタ[6176]』を購入した投資家は、損切りをしていなかった場合には、一気に40%を超える含み損となることになります。前場では、昨日以上に出来高が大きかったため、本日前場で『ブランジスタ[6176]』を購入した投資家も少なくはないと考えられます。

個人投資家はいつも餌食に。。

著者は、これまで『ブランジスタ[6176]』を手にしたことはないですし、本日もこれまでと同様に売買はしていないです。今後も『ブランジスタ[6176]』に手をつけることはないと思いますが、まず言いたいことは、本日の『ブランジスタ[6176]』の相場はさすがにひどすぎることです。制限値幅上下フルに動くのは良くないと思います。異様な相場であることを示していることに他ならないです。個人投資家のほかにも、証券会社や機関投資家、仕手筋など、多くのトレーダーがいることと思いますが、この相場はさすがにないんじゃないかと思います、誰がここまで売ったらこうなるのかと。。もはや何者かが大量に保有していた株を一度にすべて処分したのではないかと思います。そして、逆指値を設定していた大口投資家の売りが相次いだといったところでしょうか。22時20分現在、PTS夜間取引において、『ブランジスタ[6176]』は-1,500円(-15.23%)の株価8,350円となっており、明日以降の相場も大きく荒れることが予想されます。また、本日の成り売り残が13万4,500株もあることからも、『ブランジスタ[6176]』の株価が落ち着くのは、まだ先になりそうですね。