アクモスの株価暴騰再び!
【アクモス日足(2015/11/10 – 2016/05/10)】
本日のアクモス
2016年5月10日、ドローン関連銘柄、かつマイナンバー関連銘柄として知られている『アクモス[6888]』の株価は、前日のストップ高に引き続き大きく暴騰しました。本日を含めてこれまで株価が2連騰したことで、最終的には売りが優勢となりました。前日比+3円(+0.68%)となる株価441円で取引を終えることとなりました。これまでの取引において、著者がもっとも着目しているところは、本日の高値は株価475円であり、前回と前々回の山のシコリがすべて解消された形となったことです。そのため、株価545円という年初来高値に向けて、より上値が軽くなったともいえると思います。結果的には、残念ながら売り優勢によって上ヒゲの残すことになりましたが、『アクモス[6888]』の株価は大きく暴落することなく陽線を維持しました。 仮にこの売りが空売りであるとすると、株価暴騰の燃料になる可能性がありますね。
株価暴騰の理由とは
昨日5月9日の前場引け後に、マイナンバーをセキュアに管理できるクラウドサービス『SYMPROBUS SecureNum(シンプロバス セキュアナム)』の提供を開始すると発表しました。このサービスは、一連のマイナンバー関連業務に広く利用できるものであるとされています。具体的には、マイナンバーの「取得」から「利用・提供」「保管・廃棄」までを安全に対応するサービスとのことです。一般的に、セキュリティーを強化しても、どうしても情報漏えいは可能性として残ってしまいます。そのため、『SYMPROBUS SecureNum(シンプロバス セキュアナム)』では、その可能性を見過ごさずに、漏えい対策として、情報を解読不可能な断片にして分散管理する技術を用いています。この分散管理の技術は、KDDI研究所の開発した超高速秘密分散ライブラリ『SProDa』を採用しているとのことです。これらのことにより、マイナンバーをセキュアに管理することを実現しました。この発表後から、株価は一気に暴騰を開始することとなりました。もちろんマイナンバーそのものは、いわずと知れた国策なので、かなり大きい材料と思われます。
大相場前の屈伸運動!?
『アクモス[6888]』は、2016年3月から約2か月もの間、株価350円〜450円あたりのレンジのボックス相場となっています。年初来高値である株価545円を超えると、上値は軽くなるとも考えられ、株価が暴騰をする可能性があります。大相場となる銘柄は、このボックス相場という名の屈伸運動をすることが、著者の経験上これまで少なくはなかったです。正確には、三角持ち合い上放れですかね。ちなみに、最近著者が確認した屈伸運動の末大相場を迎えた銘柄には、『ブランジスタ[6176]』や『ドーン[2303]』があります。少なくとも材料だけを考えると、『ドーン[2303]』以上かなとは思うのですが、どうでしょうかね?また、『アクモス[6888]』は、時価総額が4505(百万)円(※2016年5月10日現在)とひじょうに小さいこともポイントであると思います。また、直近の決算発表においても進捗率が286.7%とかなりの優良銘柄。さらに、トレンド的にも3役好転であり、強い上昇トレンドに入った可能性が高いです(一目均衡表【3役好転】銘柄 ★強い上昇トレンドに入った可能性が高い銘柄 | Kabutan / 2016年5月12日)。今月末5月26日-27日には『G7伊勢志摩サミット』@志摩市賢島「志摩観光ホテル」も控えていることもあり、年初来高値545円を超えるかどうかが期待されています。今後の相場に大いに期待しているとともに、応援していきたい銘柄ですね。
【ブランジスタ日足(2015/09/10 – 2016/03/10)】
【ドーン日足(2015/10/09 – 2016/04/08)】
参考
証券コード | 銘柄 | 市場 | 時価総額(百万円) | 株価(円) | PER(倍) | PBR(倍) |
6888 | アクモス | 東証JQS | 4505 | 441 | (連)142.72 | (連)3.28 |
【特色】ITソリューション事業主軸に展開。医療系システム開発など重点分野強化にM&A戦略駆使
【連結事業】ITソリューション91(-3)、ITサービス9(0) <15・6> (引用元;会社四季報ONLINE | アクモス[6888])