(出典:http://www.nikkei.com/markets/chart/)
フェニックスバイオ(PXB)、ストップ高!
2016年4月20日、新興バイオ関連銘柄の一つである、『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』が、一時ストップ高3280円をつけました。本日終値は、前日比+235円(+8.45%)となる株価3015円となりました。ストップ高付近である、3100円から3280円のレンジのなかで利益確定売りが相次ぎ、残念ながらストップ高張り付きの状態となることはありませんでしたが、本日の底値である株価3000円付近で枚数を増やしているような値動きも見受けられました。また、本日終値が株価3000円を超えたことで、明日の制限値幅は±700円となり、明日以降の相場に備えたような値動きとも捉えることのできる相場でした。さらに、PTS夜間取引では、21時現在本日終値の+215円(+7.13%)となる株価3230円をつけています。明日以降の相場がどのようになるのかが気になりますね。いま現在多くのバイオ関連銘柄の株価が軒並み暴騰していることを考えると、『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』も場合によっては大相場も考えられるのではないでしょうか。
フェニックスバイオ(PXB)、株価暴騰の理由とは?
では、なぜ『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』の株価は暴騰したのでしょうか?明日の2016年4月21日から23日にかけて、『第102回日本消化器病学会総会』が京王プラザホテル(東京都新宿区)にて開催されます。その学会において、『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』は、PXBマウスやPXB-cellsの関連研究発表を行うことが、昨日19日に明らかにされています。これまでの株価暴騰は、この研究発表に対する期待の表れであるとも考えられます。これまで同じバイオ関連銘柄として知られている『アンジェスMG[4563]』や『グリーンペプタイド[4594]』などがそれぞれ自社の研究発表を通して株価が暴騰していることからも、『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』についても大きな関心が集まっているようです。上記で述べた株価3000円付近で枚数を増やしているような値動きや制限値幅を±700にするような値動きもこのことに関連したものであると考えられます。
フェニックスバイオ、気になる事業内容とは?
上記で、PXBマウスやPXB-cellsというワードが出てきましたが、具体的にはどのようなことを行っているのでしょうか?「PXBマウスは、肝臓の70%以上がヒト肝細胞に置換されたマウス(引用元:http://phoenixbio.co.jp/)」であり、医薬品研究開発のさまざまな場面で利用されています。『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』は、このPXBマウスを利用して、薬物動態関連試験、安全性試験、肝炎ウイルス(HBV、HCV)関連試験をはじめとした、高品質な試験サービスを提供しています。なお、PXB-cellsとは、ヒト肝細胞のことです。『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』は、PXBマウスに関する195本もの論文を出しています。
詳細は『フェニックスバイオ(PXB)[6190]』の公式サイトをご覧ください。
株式会社フェニックスバイオ 公式サイト: http://phoenixbio.co.jp/
証券コード | 銘柄 |
4565 | SOSEI |
3653 | モルフォ |
4563 | アンジェスMG |
4594 | グリーンぺプタイド |
4583 | カイオム・バイオサイエンス |
4572 | カルナバイオサイエンス |
2370 | メディネット(MDNT) |
4579 | ラクオリア創薬 |
7777 | 3Dマトリックス |