(出典:http://www.nikkei.com/markets/chart/)
2016年4月11日、ついに『メディネット(MDNT)』の株価が暴騰しました。前日比+28円 (+17.72%) の186円まで株価が上昇しました。前場の後半あたりから株価は徐々に上昇を見せ、窓を開けて後場がスタート。そのまま上昇を続け、一時は本日の高値201円をつけました。その高値をつけてからはジリ下げの展開になりましたが、大きな暴落をすることなく株価をキープ。明日につながりやすい展開となりました。この株価暴騰の材料は、本日正午に発表された「樹状細胞を増幅する特許技術に関する技術」の評価を完了したというもの。臨床応用への開発段階に進むことが明かされました。また、本日の日経平均株価指数も前日比-70.39となる15751.13という冴えない結果となりましたが、逆に日経平均株価指数に左右されづらい新興市場の低位株に注目が集まったようです。さらに、本日の材料に加えて『メディネット(MDNT)』がバイオ関連銘柄の一つであることも大きな後押しとなりました。中長期的にみて、今後の株価は上向きであると思われますが、短期的にみると本日の暴騰による調整が入る可能性もあります。調整が入る場合は、どこまで株価が落ち込むかはわからないですが、きっちり押し目を拾っていきたいところ。なお、『メディネット(MDNT)』は、東京大学医科学研究所発のベンチャー企業。東京大学は全国でもっとも多く大学発ベンチャー企業を設立しており、その数はなんと196企業(※2016年4月現在)にも及びます。『メディネット(MDNT)』もそんなベンチャー企業の一つであり、がん免疫細胞医療の研究や細胞医薬品の開発を主に行っています。『メディネット(MDNT)』公式サイト:https://www.medinet-inc.co.jp/
(出典:https://www.medinet-inc.co.jp/)
『メディネット(MDNT)』と同じバイオ関連銘柄・医学関連銘柄は以下の通りです。いずれの企業も大きな注目を集めている人気銘柄であり、その株価も堅調に上昇しています。注意点としては、2016年4月11日現在、『グリーンペプタイド』、『アンジェスMG』、『カイオム・バイオサイエンス』は増担保規制(委託保証金率引き上げ)対象となっていることです。そのことにより株価が暴落するおそれもあるので、ザラ場の値動きを見れない方は控え目にしておくほうが良いかもしれません。
証券コード | 銘柄 |
4565 | SOSEI |
3653 | モルフォ |
4563 | アンジェスMG |
4594 | グリーンぺプタイド |
4583 | カイオム・バイオサイエンス |
4572 | カルナバイオサイエンス |