(出典:http://www.nikkei.com/markets/chart/)
2016年4月5日、昨日ご紹介したバイオ関連銘柄の一つとして人気の『グリーンペプタイド(4594)』が前日比-150円(-15.82%)となる798円のストップ安まで売られました。実際のザラ場では、5日平均移動線付近で一時反発を見せ、株価875円程まで回復しましたが、買いの力より売りの力が圧倒的に強く、結果としてストップ安まで売られました。
なぜ株価は暴落したのか
『グリーンペプタイド』は、今年2月半ばの株価400円から大きく上昇し、昨日は一時株価980円を超える場面もありました。短期間で株価が2倍になるなど株価がひじょうに大きく上昇したこと、また昨日大引け後に2回目となる増担保規制が適用され委託保証金率が50%以上まで引き上げられたことが公表されたことにより、投資家の利益確定が相次いだと考えられます。また、本日は日経平均株価も大きく値を落とし、ついに15000円台に突入しました。終値は前日比-390.45円(-2.42%)となる15732.82円であり、リスクオフによる売りが多くの銘柄で起きていると考えられ、もちろん『グリーンペプタイド』も例外ではないと思われます。
明日以降の相場を予想する
明日以降の『グリーンぺプタイド』の相場ですが、しばらく調整が続くと考えられます。特に、25日移動平均線のある株価600円前後まで調整する可能性もあると考えられます。この25日移動平均線を超えてしまうと、相場が大きく崩れてしまうおそれもあり、株価600円以上で底を打つかどうかが重要な局面であると思われます。