皆さん、TOEICテストに向けての学習ははかどっているでしょうか?自分は、これまで数多くのTOEICテスト向けの学習教材に取り掛かってきましたので、そろそろそれらをまとめてレビューしていきたいと思います。皆さんの日々の英語学習のお役に立てれば嬉しい限りです。今回取り上げたいTOEICテスト向けの学習教材は、東進ブックスから出版されている『TOEICレベル別問題集[リスニング編/リーディング編]』です。
これは、東進ハイスクールの超有名講師である安河内哲也先生著の教材です。大学受験の英語の勉強で、安河内哲也先生の参考書・問題集を解いたことのある人も少なくはないでしょう。そんな安河内哲也先生著の教材であるというだけで、間違いのない教材であると自分は思っています。ただ、この教材、少しマイナーなのか本屋によっては売っていないところもあるようですね。個人的にはこんなに素晴らしい教材はないと思うのですが。。自分は、もともとTOEICのスコアは455点でしたが、このシリーズとともにスコアを上げていったと言っても過言ではないです。ちなみに、今では870点をとることができました(※2015年11月15日)。では、さっそくこの教材の具体的にどこが優れているのかを3つに絞って紹介していきたいと思います。
1. ミニテスト形式なので、短時間で最大の効果を得られる!
全10回のミニテスト形式で問題が収録されているので、だらだらせずに緊張感のある学習ができるだけでなく、全てのパートを満遍なく学ぶことができます。自分の経験則ではありますが、やはり集中して解くときが一番脳に良いインプットをできると思います。さらに、一つ一つが5分~8分と短時間で完了できるので、忙しい社会人や学生でも取り掛かりやすいです。一日に何単元も進めるのではなく、毎日1単元ずつ進めると英語に触れる機会が多くなることもあり、効果的な学習ができると思います。
2. レベル別に分類されているので、自分の能力に合わせて段階的に練習できる!
自分は、500点突破から990点突破まですべてのレベル別問題集のリスニング編・リーディング編を解きましたが、それぞれのレベルで難易度の違いはあまり感じられませんでした。しかし、久々に難易度の低めのレベル別問題集(700点突破)を解いてみると、正直簡単でした。。自分の英語力が上がっていたために、問題の難易度が上がっていくことが感じられなかったのかもしれません。難易度の上がり方が気づかないくらい自然なんですよね。1レベルだけ解くのではなく徐々にレベルアップすることで、このレベル別問題集の真価を知ることができると思います。
3. 900点突破/990点突破は、実際の試験以上の難易度なので、必要以上の力をつけられる!
正直900点突破以降の問題はさすがに難しいです。実際のTOEICテストが簡単に感じられるほど難しく作られています。この900点突破/990点突破までこれらのレベル別問題集をこなしていけば、自ずとTOEICテスト本番で800点は取れるのではないかなとも思えてしまうほどです。しかし、まず最初の取りかかりとしては、自分のTOEICスコアよりも低いレベルの問題集から始めるほうが気が楽で良いかもしれません。