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クルーズ株価横ばいに、今後の株価を予想する

2015年11月25日、クルーズ(2138)の株価は1週間ほど横ばいであり、いつもの荒れ狂ったような値動きをここ最近見ていません。最近では、同年11月9日に行われた第2四半期決算発表の翌日10日に、チャート上では大きな窓を開けて株価は暴騰しました。その後、±250程度の上下をしながら現在に至ります。中期的にいると横ばいですが、それでも相変わらずボラティリティは大きいですね。


[チャート]クルーズ

クルーズとは

クルーズは、モバゲー向けにソーシャルゲーム開発を主力に行ってきたメーカーです。2014年初頭からスマートフォン・タブレット向けのアプリケーションの開発を強化し、特に、現在は iOS / Android ネイティブアプリの開発に力を入れています。それらのインターネットコンテンツ事業とは別に、『SHOPLIST』という、インターネットコマース事業も行っており、幅広い事業を手掛けている、最近勢力を拡大してきている有力企業です。

東証JASDAQスタンダードに上場しており、時価総額が約520億円にものぼる企業です。出来高も500万を超えることも少なくはなく、現在ゲーム株のなかでも注目を集めている企業ともいえるでしょう。

クルーズ株価の今後の予想

皆さんは、クルーズの株価が次に上に行くのか下にい行くのか、どちらを予想していますでしょうか?もし株価が上に行くと予想する投資家の方ならば、好決算からそのまま上昇、もしくは『エレメンタリスト―リー』や『SHOPLIST』への期待による上昇を考えていると思います。もし株価が下に行くと予想する投資家ならば、CM宣伝のわりには『エレメンタルストーリー』が振るわなかったと判断しているかもしれません。

少し気がかりなのは、三菱モルガンが大量の空売り残高846,764株(2015年11月24日)を抱えていることと、おそらく同社が蓋をしているのかもしれませんが、第2四半期決算発表後に上ひげをつけてしまっていることです。これにより、決算発表で勢いづいた株価の上昇相場へ転換を帳消しにしてしまっている可能性もあるかもしれません。もしその場合には、以下の株価チャートのように、三山の下山時のリバウンドの一つであったとして、下落相場が続くおそれもあるかもしれません。株価が上昇するにしても下落するにしても、以前の勢いのあるクルーズに戻ってほしいことは、投資家全員一致の意見であることは間違いのないことでしょう。ここで、踏ん張って上昇相場に転換してほしいものです。


[チャート]クルーズ

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