(出典:http://www.bellesalle.co.jp/case/case3_103.html)
2016年度も同様に8月解禁となるか
2016年度以降の就活の時期は結局当面変わらないかもしれないようです。
先月10月時点では、『ネットニュースJP.com』でも取り上げたように、経団連が就活時期を6月に前倒しすることを検討・調整していました(2016年度の就活活動時期は6月から!?経団連が時期を前倒し検討)。その理由は、『選考活動の時期を後ろ倒しにすることで、政府の成長戦略に沿った「学業優先」を目的としたもの』です。しかし、「時期が卒業論文とかぶる」「就活が長引いた」などと、8割にも及ぶ学生から「マイナスの影響大」とのアンケート結果も出ています。
「暑い時期に活動しなければならなかった」が60.5%、「卒論や卒業研究の妨げになった」55.7%、「水面下で動く企業があり状況が把握しづらかった」55.6%、「就職活動期間が長くなった」46.3%、「先輩の就職活動経験が活かせなかった」39.2%(引用元:就活「後ろ倒し」、学生に大不評 「マイナスの影響大」が8割|会社ゥォッチ)
8月解禁時の検証が不十分では?
6月に前倒しとすることで調整に入っていた経団連に、全国の国公私立大でつくる就職問題懇談会は、来年度2016年度の就活時期を「(2015年度と同様8月と)現行通りとすべきだ」と要請文を提出したようです。その理由は、「変更は拙速で、今年度の十分な検証が必要だ」としています。さらに、「6月は授業期間の真っ最中であり授業への出席などに支障をきたす恐れがある」としています。
2016年度の就活時期は、どのようになるのでしょうか。これから就活を控えている学生は、ひじょうに気になっていることは言うまでもありません。