(出典:http://www.ntv.co.jp/bbe/)
細田守監督
バケモノの子が大きな話題に!
もはや知らない人はいないともいえる細田守監督。彼の最新作長編アニメーション映画が、今年話題となった作品『バケモノの子』(2015年公開)です。この作品『バケモノの子』を観て、はじめて細田守監督のことを知った人も、もしかしたらいるかもしれないですね。
日本アニメを牽引する監督の一人
細田守監督が有名となったのは、2006年に公開された『時をかける少女』からでした。この作品は、各国の映画祭で多くの賞を受賞し、高い評価を受けています。そして、その細田守監督の力を確固たるものにしたものが、『サマーウォーズ』(2009年公開)と『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開)です。これらの作品も、『時をかける少女』と同様に、多くの受賞・入選をし、多くのファンを魅了しました。細田守監督は、スタジオジブリと同様に、これからの日本のアニメーション界を引っ張ってゆく一役を担っていることは間違いないでしょう。
細田守監督作品一覧
細田守監督の長編アニメーション映画作品は、以下の4作品が挙げられます。実は、細田守監督の初監督作品は、2005年に公開された『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』だったのは知っていましたか?これは正直意外な事実でした。このとき、まさか細田守監督オリジナルの『時をかける少女』をはじめとした不朽の名作たちが生まれるとは、誰も思っていなかったでしょうね。
そして、前述のとおり、『時をかける少女』(2006年公開)、『サマーウォーズ』(2009年公開)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開)の3作品が世にリリースされ、今年2015年『バケモノの子』(2015年公開)が話題を集めたというわけです。細田守監督の作品は、オリジナルタイトルのものは、3年置きに公開されていますね。その流れでいくと、最新作は2018年あたりにお披露目されるのでしょうか?今後の細田守監督の作品には要注目です。なお、この記事『コレは知りたい!細田守監督作品一覧 | 『時をかける少女』から『バケモノの子』まで』では、そんな細田守監督のこれまで手掛けた作品それぞれの概要と公式プロモーションビデオをまとめています。
公開日 | タイトル | 時間 |
2005年3月 | ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 | 91分 |
2006年7月 | 時をかける少女 | 98分 |
2009年8月 | サマーウォーズ | 115分 |
2012年7月 | おおかみこどもの雨と雪 | 115分 |
2015年7月 | バケモノの子 | 119分 |
ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島
公開日:2005年
時間:91分
消えてゆく仲間たち・・・ルフィ海賊団、抱腹絶倒の大ピンチ! !
偉大なる航路(グランドライン)イチのリゾート地だという“オマツリ島”の地図を拾ったルフィ海賊団。「スパ&エステ、世界の美女と満願全席のフルコースで癒される…」という手紙に目を輝かせる一行。こうなったら止められない! いざ、オマツリ島へ! ! そんな一行を出迎えたのは、賑やかな行進曲、煌びやかなテーマパーク、頭から葉っぱの生えたコーラス隊…その中央を割って登場したのは、肩から花を咲かせた不思議な男・オマツリ男爵! 再び目を輝かせるルフィたちに男爵は言った。「地獄の試練を乗り越えた者のみ、秘密の宝物をやろう…」。すっかり男爵の挑発にノリノリのルフィ! 果たして、ルフィたちを待ち受ける試練とは?(引用元:http://www.amazon.co.jp/)
時をかける少女
公開日:2006年
時間:98分
キャッチコピー:『待ってられない 未来がある。』
『待ってられない未来がある。』
1965年の原作発表以来、幾度となく実写映像化されてきた「時をかける少女」が、
初めてアニメーション映画として登場!原作は筒井康隆の同名小説『時をかける少女』。
原作の映画化ではなく、原作の約20年後を舞台にした続編。
アニメーション版はこれまでになく、アクティヴで前向きな主人公が初夏の町を、
文字通り駆け抜けていく爽快な青春映画の決定版。(引用元:http://www.amazon.co.jp/)
サマーウォーズ
公開日:2009年
時間:115分
キャッチコピー:『これは新しい戦争だ。』(テイザーバージョン) / 『つながりこそが、ボクらの武器。』(本ポスターバージョン)
『時をかける少女』の細田守監督が放つ、劇場アニメーションの最新作『サマーウォーズ』。
キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など『時をかける少女』のスタッフが再結集したこの作品は、ふとした事から片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に対して戦いを挑む物語である。主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。
栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!(引用元:http://www.amazon.co.jp/)
おおかみこどもの雨と雪
公開日:2012年
時間:115分
大学生の花(宮崎あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人間の姿で暮らす”おおかみおとこ”だと知ることになったが、花の気持ちが変わることはなかった。
そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は≪雨≫と名づけられた。雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。
一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫だった。そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。
つつましくも幸せな毎日。しかし永遠に続くと思われた日々は、父である”おおかみおとこ”の死によって突然奪われてしまった―――
取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、
厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。そこで花が選んだのは、山奥にある築100年のおんぼろ古民家。おてんばな雪はすぐに気に入ったが、内気な雨は馴染めない。
そんな子供たちを見守りながら、花は廃屋のような家の修繕に取りかかった。その横では雪と雨が、人間とおおかみの姿を自在に変化させながら駆け回る。
花の奮闘によって古民家は少しずつ輝きを取り戻し、3人の新しい生活の場となっていった。一方で、”おおかみおとこ”が残したわずかな貯金に頼る生活には不安もあった。節約のため、花は自給自足の生活を試みる。移動図書館で自家菜園の本を借りて独学で畑を耕すが、
種苗は実を結ばず枯れていくばかり。失敗を繰り返す花のもとに、里に住む韮崎(菅原文太)という老爺がやって来て、「上手くいかないなら、なぜ聞こうという気持ちがない」と言い放つ。
その訪問を機に、花の家には里の人たちが折々にたずねてくるようになった。畑の野菜も、韮崎の指導のおかげで順調に育ち始める。
人目を避けて引っ越してきたはずが、いつの間にか里の人たちにお世話になっている。花は人の繋がりの不思議さと感謝の気持ちを感じていた。
それぞれの道を歩き出した雪と雨に、選択のときが迫っていた。 「人間として生きるのか」それとも「おおかみとして生きるのか」 そして花にも、決断のときが迫っていた。
2人の≪おおかみこども≫の選択をどのように見守るのか。(引用元:http://www.amazon.co.jp/)
バケモノの子
公開日:2015年
時間:119分
この世界には人間の世界とは別に、もうひとつの世界がある。
バケモノの世界だ。人間界【渋谷】とバケモノの世界【渋天街】。交わるはずのない2つの世界に生きるひとりぼっちの少年と、暴れん坊のバケモノ。
ある日、バケモノ熊徹に出会った少年は強さを求めてバケモノの世界へ行くことを決意した。少年は熊徹の弟子となり、九太という新しい名前を授けられる。最初はことあるごとにぶつかり合う2人だったが、奇妙な共同生活と修行の日々を重ねていくうちに互いに成長し、いつしか本当の親子の様な絆が芽生え始める。月日は経ち、九太は少年から青年になった。ある日偶然にも渋谷の街へ戻り、そこで楓という少女と出会う。新しい世界や価値観を教えてくれる楓との出会いは、九太にとってとても刺激的なものだった。そして九太は、自分が本当に生きるべき世界を模索し始めるのだった。
そんな中、【渋谷】と【渋天街】の2つの世界を巻き込んだ大事件が勃発する。みんなを救うために、自分にできることは何なのか。熊徹と九太、そして楓。それぞれに決断の時が訪れる。(引用元:http://www.bakemono-no-ko.jp/story/index.html)