ビールは『ビール腹』の原因ではない!?
『ビール腹』、それはやはり社会人の人にとっては耳をふさぎたくなるような単語ですよね。ビールを愛する社会人、もしくは飲み会が好きな社会人の多くがおそらく悩んでいるこの単語『ビール腹』。すでに『ビール腹』になりかけてしまっている人も、『ビール腹』になりたくない人も気に掛けていることは間違いないことであると思います。しかし、この記事『ビールは『ビール腹』の原因ではない!?』をいままさに読んでいるあなたも、今週や来週あたりに、飲み会、あるいは飲みにいく予定が入っているのではないでしょうか?
そして、多くの人がある日、『ビール腹』への対策・改善のために、「『ビール腹』が気になるから、今日はビールは控えようかな」などと考えると思います。意外と知られていないのですが、実はビールそのものは、『ビール腹』の直接的な原因ではないという説が濃厚のようです。むしろ、このビールは太りにくいお酒といわれていて、『ビール腹』とは縁遠い飲み物なのです。その証拠に、中ジョッキ(500ml相当)で、だいたい200kcalくらいといわれています。そのため、仮にビールを飲みすぎてしまったとして、一晩で3杯の中ジョッキを飲んだとしても、摂取したカロリーは、1,000kcal以内で収まるのです。週に2~3回飲み過ぎてしまったとしても、あまり大きな影響にはならないことがわかると思います。
『ビール腹』の本当の原因とは
では、ビールそのものが『ビール腹』の原因ではないとすると、本当の原因はいったい何なのでしょうか?それは意外にも、ついついやってしまいがちなものが原因なのです。
ビールを飲むときは、何かの試飲でない限り、ただ単にビールだけを飲むことはないですよね?『ビール腹』は、ビールを飲むときに一緒に摂取するおつまみを食べ過ぎてしまっていることによるものといわれています。居酒屋やバーでの飲食時には、一般的に2時間程度かけて、ビールを飲んだり、おつまみを食べたりする人が多いことでしょう。あまり意識することはないかもしれませんが、このおつまみも数時間食べ続けていると、普段の食事以上にカロリーを摂取してしまうのです。しかも、ビールに含まれるアルコールによる効果で気持ちの良い状態になってしまい、思わずこのおつまみを食べる量も増えてしまいますよね。特に、飲んだ後に『締めのラーメン』に行く人もいるのではないでしょうか?しかし、この『締めのラーメン』は、もってのほかです。一食分以上のカロリーを摂取した後に、さらに一食分の食事をするわけですから、『ビール腹』にならないわけはないというくらい食べています。ビール飲食時に、何食分ものカロリーを一度に摂取してしまう、これこそが『ビール腹』の本当の原因なのです。
『ビール腹』の対策と改善を考える
もちろん、ビールそのものを飲むことや飲み会を楽しむことは悪いことではありません。むしろ、日ごろのストレスから解放される、会話を楽しむリラックスできる時間ですよね。
『ビール腹』の対策・改善策としては、根本の原因であるおつまみの量を減らすことです。最初は少しづつでも良いので、食べる量から減らしてみてはいかがでしょうか?飲食後に『締めのラーメン』に行っている人は、まずはそれをやめることが第一にすべきことですね。それをやめるだけでも、『ビール腹』への負担は軽減されることでしょう。おそらく常日頃から『ビール腹』を気にして行動に移すことが、一番の対策・改善策かもしれませんね。