自分のサイトやブログが検索結果の上位に現れない!そんな場合には、SEO対策がしっかりとできているのかを確認してみましょう。定期的にメンテナンスを行うことは、SEOの観点からも大切なことです。
SEO対策において重要なことの一つとして、キーワードが適切な数であることがいわれています。サイトやブログに載せられている記事が、どんなに良い内容であっても、どんなに凝ったきれいなデザインであっても、やはり読んでもらえなければ、記事としては意味はないのです。そのため、このキーワードの数をしっかり意識して、SEO対策にとりかかりましょう。
SEOにおけるキーワードの数
SEOの考え方において、キーワードはその出現率が5%前後になる数にすることが良いとされています。多すぎても少なすぎても、検索エンジンからの評価は良くはなく、むしろ伝えたい内容がブレた記事と判断されてしまいます。1番目のキーワードを5%、2番目のキーワードを4%、3番目のキーワードを3%ほどにすることが理想的といわれています。
おそらくある内容に関して記事を書くと、自然と上記の割合に近くなると思います。少しずれてしまっていたり、キーワードの順番が考えていたものと違ったりした場合には、出現するキーワードの数を増減させて調整しましょう。
キーワード出現率チェックツール
では、どのようにこのキーワードの数をチェックするのでしょうか?インターネット上には、さまざまなツールが存在しますが、ここでは、『Fun maker:ファンキーレイティング』と『SEO検索エンジン最適化:キーワード出現頻度解析ツール』という、無料で利用することのできる、2つのツールをおすすめします。
ファンキーレイティング [FunkeyRating]
以下の文面は、ファンキーレイティングから、引用したものです。
ファンキーレイティング[FunkeyRating]とは、指定したWebページや文章におけるキーワードの出現率をチェックできるSEO対策のための無料ツールです。公開されたページはもちろん、公開前の文章のチェックや、指定したキーワードの出現率調整もできる非常に便利なツールです。『URLを入力』と『テキストを入力』のどちらかを選択し、キーワードの出現率をチェックしたいコンテンツを指定し、『チェック』ボタンをクリックすれば対象のキーワード出現率をチェックできます。また、『ターゲットのキーワード』と表記されたテキストボックスにキーワードを入力し、それぞれの右のプルダウンで目標の出現率を指定すると、対象のキーワードをいくつ追加すれば[減らせば]目標の出現率になるかも確認できます。
解析結果では、対象のコンテンツにおけるキーワードの中で、出現率の高い上位20のキーワードの出現数と出現率がランキング形式で表示されます。また、ターゲットのキーワードを指定した場合は、ランキングの中に『調整数』として追加すべき[減らすべき]キーワード数が表示されます。URLを指定した場合は、対象ページの情報として以下の情報も表示されるので、SEO対策時の参考にしてください。
title
description
keywords
h1
PageRank
総単語数
では、具体的にはどのように使うのでしょうか?この記事『SEO対策!キーワード数チェックツールを試してみる』のキーワード数をチェックしてみました。この記事のURLをコピーして、それをファンキーレイティングに貼り付けます。自分がキーワードとして選んでいるはずの単語を最大3つまで[ターゲットのキーワード]に入力し、それが狙っている出現率をそれぞれ選択してください。私の場合は、『キーワード』(5%)、『数』(4%)、『チェック』(3%)にしました。
結果は、『キーワード』(6.89%)、『チェック』(2.25%)、『数』(1.99%) となり、自分の意図した順番・割合にはなっていなかったことがわかります。もちろんテキストを直接入力してあげても、同様にキーワードの出現率を得ることができます。時と場合に応じて使い分けると便利かもしれません。
キーワード出現頻度解析ツール
以下の文面は、キーワード出現頻度解析ツールから、引用したものです。
このキーワード出現頻度解析ツール(キーワード出現率チェック)は、ページ内に含まれるキーワードの出現回数や出現頻度をオンラインから簡単に計測することができるツールです。キーワードの過剰な繰り返しや、予期せず多く使われているキーワードの発見に役立ちます。キーワード出現頻度の解析を行います。インターネット上のファイルを解析する場合は解析するURLを入力、ローカルのファイルを解析する場合は解析を行いたいローカルのファイルを選択して、「解析」ボタンを押してください。
いかがでしたでしょうか。キーワードの数をチェックして、それを調整することは少し面倒なことかもしれません。ですが、SEO対策の一つとして、取り組んでおきたいことであることには違いありません。日常的にキーワードの数の調整をしっかり行っておきましょう。
ファンキーレーティングと大きく異なる点は、キーワードと出現率を任意に入力することができないため、それを達成するための単語数を教えてくれないことです。これは少し残念ではありますが、その一方、ローカルに存在するファイルを指定することで、そのファイルの解析を行うことができる点は便利です。自分のやりやすいツールを選ぶことがポイントですね。
では、具体的な利用方法を見ていきましょう。ファンキーレイティングと同様に、この記事『SEO対策!キーワード数チェックツールを試してみる』のキーワードの出現率を調べてみました。URLの指定と、解析オプションの設定をしてあげるだけで、簡単に解析することができます。
まとめ
キーワード数チェックツールには、当ブログもおすすめする、2つのツールがあります。
『ファンキーレイティング』は、キーワードとその出現率を任意に入力し、それらのキーワードの状況と対策を提示してくれます。一方で、『キーワード出現頻度解析ツール』は、ファイルを解析することもでき、まだアップロードしていないデータも簡単に解析することができます。どちらも特長がありますので、自分に合ったツールを選ぶことが良いです。キーワード出現率5%前後を目指して解析に努めましょう。